FC2ブログ

スポンサーサイト

Posted by la mugio biancomua on  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日光浴 ④ 太陽を浴びずに育ったシュレーゲルアオガエル・モリアオガエルについて

Posted by la mugio biancomua on   2 

私がシュレーゲルアオガエルを飼うにあたり、
やはり「オタマジャクシから育てたい!」という想いがありました。

オタマジャクシや変態後すぐのカエルから育てると、人間に慣れやすいカエルに育つからです。


これは他の動物を育てても同じだと思います。
子供の頃から人間に慣れるように育てると、人間に慣れやすくなります。


インターネットにある、シュレーゲルアオガエルの有名な飼育方法にもまた、同じように書いてありました。

特に野生から生体のシュレーゲルアオガエルを捕まえてきて育てる時は、
エサの場所を覚えるだけでも十分だと言われていました。

ましてやピンセット給餌は不可能だ、と書かれています。

ただ、実際に飼ってみると本当に臆病で神経質なカエルですが、
人間に慣れますし、ピンセット給餌は出来るようになります。


また、オタマジャクシから育てることでよりカエルのことを知りたいと考えていました。
成長につれてどのように飼育の仕方を変えていくか等を考えたかったのです。


なのでオタマジャクシから育てる方法をインターネットで調べ尽くして、
実際に飼う際にどうするかを考え、イメージしていました。


そして、飼育されているシュレーゲルアオガエル、モリアオガエルを調べていくうちに、
ある一つの疑問が生まれました。



 ④『オタマジャクシ、または変態後すぐから育てられたシュレーゲルアオガエル・モリアオガエルは、野生のような綺麗な緑色には育たない。』



インターネットで飼育ブログを調べたことのある方なら見た事があるかもしれませんが、

少し色の薄い青緑色のシュレーゲルアオガエル、モリアオガエルの写真を見た事がありませんか?

いわゆる珍しい青色(水色)のカエルでもなく、少し彩度(色の鮮やかさ)が落ちた青緑色の肌のカエルです。


自然下ではあのような色のカエルに育つことは殆どありませんが、
オタマジャクシや変態後すぐから飼育されたシュレーゲル、モリアオは彩度の落ちたカエルに育つことが多いのです。


このことから、遺伝とは別に、『オタマジャクシから生体に成長するまでの間に浴びた光(波長)によってシュレーゲル、モリアオの体色は決まる』と考えています。


太陽光には、様々な色の光が含まれていることがニュートンの実験によって証明されています。
可視光線の中で一番波長が長い色は赤色で、一番波長が短い色は青紫です。
(波長が短い順に、紫、青、青緑、緑青、緑、黄、橙、赤)


太陽光には、その全ての波長の可視光線がほぼ均等に含まれています。

なので、太陽光を浴びて育つと、
いわゆるシュレーゲルアオガエル、モリアオガエルの発色の良い鮮やかな緑色の体色になります。



室内で育てられると、太陽光を浴びることが出来ません。
代わりに蛍光灯の光を浴びることが殆どだと思います。

蛍光灯の光は黄や青の光が、他の色の光より多く含まれています。
なので緑ではなく、青緑のような体色になるのだと考えられます。

また、室内の照明は太陽光と比べると遥かに暗く
周囲の状況によって異なりますが、4倍(日の出1時間後)から100倍ほど照度の差があります。
曇りの日の昼間と、明るいパチンコ店内の照明でも25~30倍以上も外の方が明るいのです。
(これが室内で日向に生える植物が育たない理由の1つです)


この明るさの差が、野生のカエルの体色を鮮やかに成長させて、
室内で育ったカエルは体色が薄く、鮮やかに育たないのだと考えています。

(強い照明を使って育てれば違うかもしれません)


ここまで書きましたが、ではこの差が。
生育期に太陽の光を受けずに育ったことでカエル自身にどう影響するのかは分かりません。

もしかしたら野生のカエルと比べて悪い環境、または恵まれすぎた環境の影響で様々な機能が育ちきらず、
免疫力が弱く、骨密度の低いカエルに育つかもしれません。
逆に生育期から飼育され、栄養のバランスの取れた餌を食べて育ったことで健康に育つかもしれません。

これは本当に細かく研究しないと分かりません。
また、生体から飼育しても老化とは別で徐々に機能は落ちていくのだろうと思っています。
あくまで可能性ですが、こういったことを無視せず、向き合った上で飼育しなければなりません。
『生き物を飼う』とはそういう事なのです。


ただ、2015年6月現在。
このブログにおいて私が主張したいのは、
『「健康に育つ上で日光は必要ない」とは考えにくい』ということです。





①〜④という4回に渡り、日光浴について学んだことを書いてきました。

今回のように飼育における日光浴について書かれたものがインターネット上では殆どなかったので、
私なりに調べ、勉強し、考えた上でまとめさせていただきました。

特に今回の記事に関してはカエルに関する情報を載せているブログ等ではあまり書かれていません。
体色の鮮やかさと日光の関係は他の生物でも知られています。
(飼育される生物においては、いわゆる色揚げなどです。)

これから飼育することを考えている人のためにも明記しておくべきだと考えました。

日光浴がカエルにとってどういうものか、どう影響するのかを知った上で、
自分はどうするべきか。
日光浴を強制したいわけではないですし、
各々の流儀にあった飼育スタイルというものがあるのでとやかく言う立場ではありませんが。
カエルを飼育しているけど日光浴に関して知らない方は、
どういう飼育をしていくことが良いのか、
改めて試行錯誤し、考えなおす切っ掛けになれば幸いです。


DSC_0113.jpg
関連記事
スポンサーサイト

-2 Comments

ビビごまピッピ says...""
初めまして、今回の記事は大変参考かつ勉強になりました。
まさにうちのモリアオがそうです。卵から育てていますので自然界を知りません。
一昨日に丁度我家のモリアオと野生のモリアオの写真を載せましたが
まさにアオミドリです(^_^;)
一応窓際で育ててたんですけどね・・・(;´∀`)

またおじゃまさせていただきますm(_ _)m
2015.06.08 08:42 | URL | #- [edit]
la mugio says...""
ピピごまピッピさん、初めまして!
コメントありがとうございます♪

モリアオガエルを卵から育てたのですか!(*´`*)
ブログを見させていただいたのですが、色んなカエルの住む素敵なところに住んでいるのですね!
凄く羨ましいです♪

 ・その窓際は直射日光の入る東か南側でしょうか?
 ・直射日光がケージに当たっていますか?
 ・窓からどの位は慣れた場所に置いていますか?

日光はUVA、UVB、UVCという紫外線があるのですが、
この中でUVBという紫外線は窓ガラスを透過しません。
もしかしたらこのUVBがカエルの体色を緑色にするものなのかもしれません。
また、ガラス越しですとどうしても日光の強さが弱まりますので、窓ガラスとケージのガラスの二つを日光が通ると、他の紫外線も弱まります。
家の窓は普通、家の中のものが焼けないようにUVカットされています。
そしてUVライトを使う事が考えられた爬虫類用ケージのガラスもまた内側から外側へ通し辛いように作られていると思いますので、
外側から内側へも通し辛い仕組みになっているかと思われます。
そして窓からcm単位で離れれば離れるほど光の強さも弱くなります。
UVがカエルを含めた生き物の体色を濃くするので、
室内で飼う場合はUVライトを使わない限りどうしても青緑色に育ってしまうのではないか。
私の仮説ですがそう考えています。
モリアオガエルの可愛さが変わるわけではないのですけどねヽ(*´∀`)ノ(笑)

またお待ちしております!
そしてこちらからもおじゃまさせていただきます!
2015.06.09 08:23 | URL | #5qzR/yyo [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。