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カエルの眼に見えないもの【ヒキガエルの安全な脱走防止と落ち着かせ方】

Posted by la mugio biancomua on   0 

シュレーゲルアオガエルとヒキガエルを飼うことによって
初めて気付いたことが沢山あるのですが、

今回書きたいのは、
【カエルの眼に見えないもの】について。



それはズバリ透明なガラス、プラスチック



   著者 〜 lamugio biancomua 2015年7月29日



もちろん人間にも見えるわけではないのだが、
ガラスの存在を感じることが出来る。

そして「ここには透明なものがある」と、覚えることが出来る。



ではカエルはどうかと言うと、

少なくともシュレーゲルアオガエルとヒキガエルは、
透明なものが存在する場所を覚えることが出来ない。



例えばプラスチックのケージの壁や扉に飛び跳ねてぶつかってしまったり、
寄りかかってペタペタしたりする。



例として、
シュレーゲルアオガエルは臆病で神経質なため、
飼育者に反応して飛び跳ねて暴れるように逃げる行動を取る時がある。

そのとき透明な壁にぶつかったりしてしまうのだ。


この行動はカエルを飼育していると良くあるらしいのだが、
我が家ではほとんどその行動を取らなかった。

しかし最近になってアルちゃんがその行動を起こす事があった。

そしてあることをしたら暴れるような行動を一切起こさなくなった。


これに関しては後に説明する。



ヒキガエルで言えば、ヒキガエルは脱走を企てる行動を良くする。

プラケの上部(蓋)にある透明な扉に向かってジャンプして突撃するのだ。

ヒキガエルは力が強く、体重もあるので、
透明な扉もジャンプして何度も突撃することで開けてしまう。



DSC_0117_20150728012044fda.jpg

「・・・なんかある」



こういった行動はヒキガエルを飼育していると良く行うことが知られている。

透明な壁にぶつかることで鼻を怪我してしまう恐れもあるし、
衝撃によって脳にも悪い影響が出てしまうかもしれない。


しかしこの行動もまた、観察して考えてあげればすぐにとらなくなるのだ。



ヒキガエルがケージの上から出たがっているときの行動を観察すると、

蓋の黒い部分ではなく、
明らかに透明な部分を狙って身体を伸ばしたり、ジャンプしていることが分かる。


もし空気の流れを感じているのなら、
空気が流れるスリットの入った黒い部分を狙うと思うのだがそうではなく、
透明な蓋の部分に狙いを定めているのだ。


そこで透明な部分だけに紙(ティッシュなど)を乗せてみる。
透明不透明な壁にする。


たったのそれだけで透明部分へのジャンプなどの脱出行動を一切しなくなるのだ。

ケージという箱に入れられたからといって、
その壁面や天井部分に、無作為になんにでも突撃するわけではない事が判明した。



これは明らかに透明なプラスチックやガラスが見えておらず、
そしてその透明なものの存在を知らず、覚えられない


カエルからすると「開いている」「ここから通り抜けられる」ように感じている(見えている)からだと考えられる。



同じように、ケージの壁面にペタペタと寄りかかり、

「ん?なぜだか出れない・・・」

という行動を取る時があるが、

その行動も不透明なものでケージを覆ってあげることで、
「ここに壁があるよ」と教えてあげるとその行動もほとんど取らなくなる。




シュレーゲルアオガエルの話しに戻るが、

同じようにケージを囲ってあげると暴れるような行動を取らなくなる。

暴れるような行動は、
その場から逃げようとして、遠くに移動しようとジャンプするがなぜか行けない。

もちろん透明な壁があるからなのだが、そのことが分からないため、
その場から離れようとしてまた透明な壁にジャンプしてぶつかってしまう。

こうした行動はカエルは『飼育者=天敵』と考えているためで、
天敵が近付いたことで逃げようとしてこの行動を起こすのだ。

なので、外側を見えなくしてあげる。

つまり前述したように囲ってあげると外側が見えなくなり、落ち着くのと同時に、
壁の存在が分かるため、頭から壁に突撃することもなくなるのだ。



さらに別の例だが、

ケージの中にいるヒキガエルに見えるように、ケージの外に餌となる昆虫を置くと、

一生懸命、透明な壁にすり寄って昆虫に近付こうとしたり、
昆虫に向かって舌を伸ばして捕食しようとするが、透明な壁に舌がぶつけることをひたすら行ったりする。


そのときは『なぜ捕まえられないのか』を考えているのかは分からないが、
単に「外した」と思ってまたトライしているように感じる。

この行動もまた、透明な壁を認知していないから起こすのだと考えている。



カエルからしたら、「この世に透明な壁などあるわけがないのだ」


でははどうなのか、というと、
水の壁はないし、例えあっても通過出来る。

氷の壁はどうか。
と考えても、たとえ非常に透明な氷の壁があったとしても、その時期は寝ている(笑)


だから人間が生み出した透明な壁の存在を、
少なくとも野生出身のカエルは透明な壁が自然界に存在しないために知らないのではないか。






カエルとは関係ないのだが、

エビを飼っている水槽に向かってたまにハエトリグモがジャンプして捕食しようと突撃することがある。

もちろんガラスの壁にぶつかってしまうのだが、その姿は何とも可愛らしい(*´∀`*)



あと、ヒキガエルが外に出たい時は出して部屋を散歩させることも良くする。

元々野生出身のヒキガエルのヒキオくんは、毎日沢山歩き回っていたからだ。


よく、「ヒキガエルは一日中じっとしている」等と言われます。


しかし野生のヒキガエルを観察していたことがあるのだが、
文字色野生のヒキガエルは毎日沢山に歩きます。

具体的に言うと、朝から夕方にかけて涼しい場所を探しながら日の当たらない場所を移動し、
夜は餌を求めて日中歩かない場所も沢山歩きます。


なので、ヒキガエルの場合は散歩させてあげて、筋肉を衰えさせないことも大事だと考えています。

ヒキオくんは部屋に放してあげると勝手に歩き回ります。

散歩についてはまた別の記事を書きます。



それから、透明な蓋に突撃しても良いように、基本的にキチンと閉めていません。

閉めてしまうとただの壁になり、鼻を怪我してしまうかもしれませんが、
いつでも開くようにしておくと、衝撃を吸収するのではないかと考えているからです。


もちろん脱走してしまうかもしれないので、
基本的には脱走されないように紙を置いて、
「ここからは出られませんよ」という風にしています(*^^*)






ヒキガエルを飼っている方、
脱走にお困りの方は参考にしてみて下さい。

それからこの記事を読んで試した方は結果を教えていただけたら嬉しいです♪

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